『真田太平記』、関ヶ原までもう少し
池波正太郎『真田太平記 6 家康東下』を読了。『真田太平記』での石田三成の描かれ方は、なんだか小役人な感じだ。まあ、こっちが一般的か…大河ドラマ「天地人」では石田三成は小栗旬、直江兼続が主役で妻夫木聡だったわけで、三成もそれなりの描かれ方だったのだけど、まあここで描かれている島津への接し方とか、宇喜多秀家の夜襲案への対応とか、たしかにイマイチだなあ。これで島津も宇喜多も西軍の戦力にはならないわけで(あ、島津はそんなことないか)まあ、しかたないかな、と。人を動かせる才能って、あるよねえ。島津豊久は、もうドリフターズの印象が強くてw
さて、ここまでで関ヶ原前夜。真田家は、東軍と西軍に親兄弟で分かれることに。次から関ヶ原かな?
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