日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「真田太平記」、コンプしました!

 池波正太郎真田太平記 12 雲の峰』を読了。真田幸村亡き後の真田家。上田に戻ったけど、そこからまた国替えされちゃうのですね。そう考えると、真田家はけっこう転々としているのだなあ。上田が「真田の里」みたいな感じでPRしているイメージがあったけど、幕末にはどうなってたんだっけ?と思って調べてみた。真田信之の時代に、松代藩へ国替えされるのか。上田はそのあと、仙石氏になり、18世紀からは松平氏が藩主か。へえ。で、そのまま松平氏で幕末を迎える。Wikipediaによれば、

戊辰戦争では新政府側に与して北越戦争、会津戦争に出兵する。明治2年(1869年)、忠礼は版籍奉還を行なって藩知事となったが、同年に領内で大規模な騒動が起こった。明治4年(1871年)の廃藩置県で上田藩は廃されて上田県となる。そして同年11月、上田県は長野県に吸収された。

 ふーん、上田市の観光的には真田氏で打ち出しているけれど、上田藩は真田氏は一代だけなのだなあ。

 真田太平記、12巻、これにて完結。いやー、楽しめたなあ。ものすごく楽しめた。池波正太郎、初めて読んだんだけど、いいね。淡々としている感じがいい。

真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)

真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)