レンタサイクルで宇治を一日観光
夕方の新幹線をとったので、それまでどこに行こうかな、と考えて、宇治へ行くことに。金閣寺と悩んだのだけど、金閣寺だとその周辺であまり遊べないかな、と。
JR奈良線で宇治へ。奈良線って単線なんだね…まあ、京都・奈良間だと近鉄の方が強いものね。
宇治駅に到着。お、駅前のポストもお茶壺です。宇治茶と宇治十帖の街、宇治。
駅前の観光協会に入って地図をもらって、2時間くらいで回れるコースを聞く、りえすけ。えらい!できる子だ。おみやげコーナーを見ていたら、パズドラグッズが。すげー、こんなのもあるのか。
宇治の街並み、ステキです。レンタルサイクルの看板を見かけたので、けっこう歩くのなら自転車でまわろうか、と思い、借りてみた。僕は後ろに長男S氏を乗せ、前の荷台にはダッフィーを入れて出発!
平等院
鳳凰堂は残念ながら改修中。10円玉のお寺だよ!と長男S氏に説明していたのに、見られず!w
でもまあ、改修中の様子はもう何十年も見られないだろうし、これはこれでレア(だと思うことにした)。壁とかも外して、骨組みになってるっぽい。部材とかが行き先「平等院」と書いてあって積まれているのとか、レアですから。思わず写真を撮ってしまったw
平等院は、平家が源頼政を攻め立てて自害に追い込んだ場所。頼政公の墓所がありました。
宇治神社
宇治神社へ。もともとは宇治上神社と一緒だったとか。ここは兎が祀られている。「なんでうさぎなの?」と長男S氏に訊かれる。
あとで調べてみたら、祀られている「莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)」の文字から来ているらしいです。
宇治神社と宇治上神社が鎮座するこの一帯は応神天皇の皇子で、宇治十帖の八宮(はちのみや)のモデルとも言われている「莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)」の邸宅跡と考えられていて、皇子の亡くなった後、邸宅跡にその霊を祭ったのが両神社の起こりと言われています。
源氏ろまん 京都宇治ウェブガイド 宇治神社
源氏物語ミュージアム
宇治市源氏物語ミュージアムにも行ってみました。初めて。ざっと源氏物語を説明してくれる、という感じ。まあ、物語世界を説明するっていうのは難しいよね…
源氏の邸宅の模型があるので、そこはちょっとよかったね。
源氏物語は、基本的には「あさきゆめみし」でしか読んでいないので、あれなんですけど…宇治十帖は特に読んでないなあ。読んでみようかな。橋本治版で読もうかしら、とか思う。
- 作者: 大和和紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
湯葉をいただきました
遅めのランチ。湯葉のあんかけ丼。美味しい。宇治駅そばの清庵さんでいただきました。
縣神社
最後にもう少し時間があったので、りえすけといったん別行動。僕と長男S氏は、もうひとつ、縣神社まで回ってみることにした。
この神社の創建年代等については不詳であるが、古くは大和政権下における県(あがた)に関係する神社と見られている。1052年(永承7年)藤原道長が別業(別荘)を寺院である平等院とする際にその鎮守としたとされる。江戸時代末までは神仏混交により三井寺(園城寺)の支配を受けた。
縣神社 (宇治市) - Wikipedia
この神社、奇祭で有名らしい。で、どんな奇祭なのだろう、と検索をかけると、小牧市の田縣神社の奇祭(まあ、検索すればあの有名な写真がたくさん出てきますわ)の方が引っかかっちゃうのね…。
あーでも、「くらやみ祭り」で乱交OKだった祭りなのか…。根っこはきっと一緒なのかもな。
縣神社の縣祭りへ行って来ました。もちろん、ひとりで。 | ひとりでうろつく京都 (β版)
日本の祭り、おもしろいなあ。
帰ります~
奈良線でまた京都駅まで。お、せんとくんのラッピング電車だ。そうだよね、奈良線だものね。宇治にいて「奈良線」と言われることのピンと来ないこと、ハンパないw
ドル箱観光路線にならないのが不思議よなあ…近鉄の勝利、ということよなあ…。