阿部和重・伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』の合作過程もおもしろい
阿部和重・伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』を読了。ものすごくおもしろかった。伊坂幸太郎と阿部和重の共著、っていうのかな?どうやって書き分けたんだろう…書き下ろしだから…章ごと分担なのかな…。Amazonのレビューを見ると、「合作」って書いてあるな。合作ってどうやってやるのかな…。
あ、特設サイトがあるのか。hon.bunshun.jp
お二人のインタビュー記事もあった。出会いのあたりとかの話、おもしろい。同業者だけど、純文学とエンタメでちょっとカテゴリーが違って、でもお互い意識をしていて…という人と出会って、一緒にやりましょう、みたいになるのって、楽しかろうなあ。本編も楽しかったけど、このインタビューも負けずにオモシロイと思った。hon.bunshun.jp
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Amazonのレビューでは、「謎が浅くて、こんなに偶然とかに頼る展開でいいのか?」みたいなのも書かれたりしているのだけど、僕はこういうの好きです。なんか、追跡者からの逃げまわりが、『ゴールデンスランバー』を思い出させるなあ。すっきり爽快、ハッピーエンドがいいね。
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