『ドリフターズ』がおもしろすぎるのです。
Kindleストアで『ドリフターズ』を1巻から5巻まで一気に買い込みまして、何度も何度も電車の中で読んで楽しんでいます。本当に楽しい。3巻まではコミックで読んでいたので、その先を主に楽しんでいる状態。異世界に飛ばされた島津豊久、織田信長、那須与一の3人が主人公っぽいのだけど、他にもたくさん異世界に流されてくる(これが漂流者=ドリフターズ)。
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異世界に流されてくるドリフターズの中には、古代ローマとポエニ戦争を戦ったハンニバルと、ハンニバルを破ったローマのスキピオ・アフリカヌスもいる(まだ2人とも活躍はこれからっぽいけど)。で、この2人を『ドリフターズ』の中で読んでいたら、そういや…と『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』を借りてきて読み返してみた。前に読んだのは3年も前か。見事に忘れていて、再度楽しめた(笑)
tamekko.hatenablog.jp
『ローマ人の物語』の作者 塩野七生さんは、ハンニバルとスキピオについて、以下のように書いている(p.292)。
ハンニバルとスキピオは、古代の名将五人をあげるとすれば、必ず入る二人である。現代に至るまでのすべての歴史で、優れた武将を十人あげよと言われても、二人とも確実に入るにちがいない。歴史は数々の優れた武将を産んできたが、同じ格の才能をもつ者同士が会戦で対決するのは、実にまれな例になる。そのまれな例が、ザマの戦場で実現しようとしていた。
そんな2人が、これからどう異世界で活躍するのか、楽しみ~。5巻の最後で、スキピオが日本海軍の山口多聞少将に会って、ローマ以来2000年の戦史、技術の発展について教えて欲しい、と頼むシーンがあり、これから先、スキピオがどんな活躍するのか…。もうこんなの歴史好きには最高のエンターテイメントだと思うわあ。スーパーロボット大戦みたいな。
- 作者: 塩野七生
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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)
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ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)
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ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)
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