自分の手で物を作れる人間になりたい

はてなのCTO、naoyaさんのはてなダイアリー - プログラマの種類とキャリアを読んでいて、僕は別にプログラマではないんだけど、すごく共感した部分があったので、自分への励ましのために…。自分がもやもやっと思っていたけど、言葉にできなかった（しようともしてなかった）ことをこうして言葉に書かれていて感心しきり。

過去に、自分が頭の中で思い描いたものを思うように作れないことに気づいて、とにかくがむしゃらに勉強していた時期がありました。そのときは作りたい物が作れるようになりたいという気もちがかなり強かったんだけども、やっぱり勉強し続けるのはかなり苦しいこともあって。毎日会社が終わると近くの本屋に行って本を買って、喫茶店が閉店するまでこもって読書して、帰ってから仮眠をとって、夜中に起きて朝までプログラミングする。そんなことをずっと続けてた時期がありました。
上司との面談で「プログラマはいらないんだよ、人を使って物を作れるやつが求められてる」みたいなことを言われたことがありました。でも自分は絶対それは違うと思っていて、自分の手で物を作れる人間じゃないと作れない物がたくさんあると思ってたのだけど、それを証明するだけの力量が自分にはなかった。だから必死で勉強した。いつかこいつらを見返してやるって思って勉強してたら、苦しいと思う気持ちもなんとか乗り越えられたように思います。

こうして、がむしゃらに勉強し続けられるっていうことはそれ自体がスキルだと思います。学校で生徒たちを教えたりしていると思う。これは先天的なものというよりも環境なのかなあ。
僕も、「自分の手で物を作れる人間じゃないと作れない物がある」ということを証明したいと思います、教育の分野で。ぜひとも、いつか。