日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ロカ岬へ行ってきた

夕方にホテルに戻り。せっかくなので、まだ日が高いし、これからの人生でチャンスがもう一度あるかわからないので、足を伸ばしてロカ岬まで行ってみることにする。ユーラシア大陸最西端。 「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」の場所です。Estoril駅からCascais駅まで電車。そこからはバスだということだったのだけど、なんと1時間に1本しかバスがない。一応観光地じゃないの…?次のバスまで30分以上あったので、タクシーで行く。夕日が見たいし!タクシーに乗っている間にも、TwitterFacebook経由で、「いいねー、ロカ岬」というコメントをたくさんもらう。繋がっている感覚がメチャ楽しい。
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タクシーに乗って30分くらいかな。とにかく山道をどんどん行く。岬って、低いところに行くイメージだったのだけど、そんなことないのね。ギリギリまで山。山に向かって走っている感じ。どこに岬が出てくるのか不安になる。で、ようやく到着。開いているうちにツーリストインフォメーションに行き、帰りのバスのことを尋ねると、「もうCascaisへ戻るバスはない」とのこと。げげげ。「4km歩けば、隣の村からバスに乗れるわ」と簡単に言われるが、ちょっと知らない街で4kmも歩くのはリスキーだと判断、Sintraという別の町まで出て、そこ経由でEstorilに戻ることにして、バスの時間を確認していよいよ岬の先端へ。
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崖っぷちなのです。「ここが西の端っこかー」と感動。岬だから周囲が全部海になるのは当然だけど、ここがユーラシア大陸最西端かと思うと感慨深い。岬の先端に立っているモニュメントの下で、ワインで乾杯している人たちがいたり。ただひたすら、のんびりと、「すげー、すげー」と独り言を言いながら時間を過ごす。この、なーんにも見えない海の向こうに行こうと思った航海者たちは偉いよな…。「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」という言葉は実感できるよ。まだまだ夕日は沈まない。PM9:00過ぎまで沈まないや、そういえば。
帰り道にはSintra経由で、のんびりと帰る。信じられない道をバスが通って行くよ。絶対、こんなところで車を運転できないわ、僕(笑)