日本史へーへー
井沢元彦『井沢式「日本史入門」講座 5 朝幕併存と天皇教の巻』を読了。おもしろかった。「逆説の日本史」で読んだことあるような…と思いつつ、近現代の辺りまで含まれていたのがおもしろかった。途中、太平洋戦争開戦前の中国撤兵拒否で最も強かった論理が、「英霊に申しわけない」というものだった、というのがおもしろかった。感情+伝統を覆して、論理を通すのが政治家の役割じゃろうが…とも思うし、それがとてつもなく難しかろうな、というのも想像がつく。
あと、「後三年の戦い」と言わず「後三年の役」という理由とかも。豊臣秀吉の朝鮮出兵=「文禄の役」「慶長の役」、元寇=「文永の役」「弘安の役」と言うわけで、日本史においては、異民族との戦争の場合、基本的に「役」が使われるのだそうな。へーへー。[→メモ:井沢式「日本史入門」 朝幕併存と天皇教の巻]
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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