社会性と注意力を磨く絵本
寝かしつけ。布団のうえで、ちょっと前に買ってあげた、視覚デザイン研究所『わくわくでんしゃしゅっぱつ』を一緒に読む。この本、おもしろい。電車に乗って旅をするのだけど、ページいっぱいに細かくいろいろ書きこんであるのです。だから、ストーリーだけじゃなくて、「あ、ここに犬がいる!」とか気づかせるようになっているのです。なるほどなぁ。裏表紙(表3、かな)には、保護者向けにメッセージが書かれています。曰く:
社会性と注意力をみがく電車えほん
この本の試作品を、りく君(2才・男子)に見せたら、声をあげて次々と発見した光景を口に出しました。そして見終わっても、かかえこんで返してくれませんでした。この本にかくされている様々なしかけのためです。
たとえば、ふみ切りであいさつしあう運転手だけでなく、ねこの親子や6匹のさる、ねずみ、かえる、おたまじゃくし、くま、いのしし、はやぶさ。なぞの男もいます。子供はメカを楽しみながら社会性や注意力をみがいています。
しかもこの下には、子供の脳の発達の表まで書かれているのです。何かを見つけたりで感情の力を育てたい、そして感情の中では特に大切なのは共感力です。とメッセージを発する。こういうの、僕は好きなのです。非常に参考になりました。
- 作者: 視覚デザイン研究所,くにすえたくし
- 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る