今週読んだ本
小川隆夫『はじめてのブルーノート』を読了。イメージとしてはシャレオツ単語ランキング上位に入っている「ブルーノート」。どんなものかまったく知らなかったので、本で読んでみた。創業者のアルフレッド・ライオンさんが、とにかくジャズ・プレイヤーたちのやりたい環境を作る、という動きがすごかったのだな。こういう一人の熱意が業界を作り、トレンドを作り、ということだったのか。ブルーノートのJazz、いろいろ聴いてみたいな。ビバップ周辺で何かいいのを探したいところ。
- 作者: 小川隆夫
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: 新書
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今谷明『近江から日本史を読み直す』を読了。古くは大津京があったりとかして、壬申の乱とかそういうのから、近世では安土城・坂本城・長浜城などが築城されて、関ヶ原の戦いがあって、近代に入ると大津事件とかがあって、もう近江というエリアに絞って日本史を読む、ってのは予想以上におもしろいね。
- 作者: 今谷明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 新書
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東野圭吾『赤い指』を読了。いや、厳しかったなあ。途中から、「うわー」「いや、それは…」みたいな感じにずんずんなっていきました。ラストも、ええ!というどんでん返しは楽しめるけど、後味としては決して良くないか…。ずーっと「なんで?」と思ってた、加賀恭一郎の親子関係の謎が種明かしされて、それは良かったけどさ。でも、そんなふうに思っちゃったけど、加賀恭一郎シリーズをもっと読んでみたいな、と思っちゃうのは、やはり東野圭吾がうまいってことでしょう!
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 文庫
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