池谷孝司『スクールセクハラ』を読んだ
池谷孝司『スクールセクハラ』を読了。スクールセクハラは学校内でのセクハラのこと。教師と生徒間でのセクハラは、「特別権力関係」を利用した犯罪。ケースが淡々と語られていて、ググっと重たくのしかかる本です。悪意を持ってするのはもちろん行けないことだけれども、知らず知らずのうちに権力関係を振りかざしているという教師もいるかもしれないなあ、と思った。
それから、セクハラがらみでなくても、例えば命令とか価値観の強要とか、この「特別権力関係」を僕は教室で振りかざしてしまったりしていないだろうか?と不安になった。
たくさんの人に読まれてほしいと思う本です。
- 作者: 池谷孝司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: 単行本
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