日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

お金とプライド。

生きていくためにはお金が必要です。当たり前だよね。でも、今までにお金でそんなに不自由したことって、実はなかったんだ。社会人生活は今年で5年目、かな(これはこれですごいこと)?計画的に生きてきたとはとても言えないけど、何とかなるだろう、みたいな感じで少しずつ蓄えもあってさ。でも、これから本当の自立の時期、独立の時期を迎えて、そんなんじゃやっていけなくなるかもなあ、と感じてたりも、確かにしてた。「どうにかなるかな?」でやってきた自分が悪いんだけどさ。
「男だからしっかり生計立てなきゃ」=「男こそが稼がにゃ」とはぜんぜん思ってない。でも、ルームシェアにしろ、両親との関係にしろ、結婚にしろ、フェアな関係でいたいと思う。いつまでもおんぶに抱っこじゃだめなのもよくわかるし、いつまでも自分がgiveされる側にいるではなくて、giveしていく側になったり、というふうにフェアでいたい。別に金額が一緒だったらフェアかって言うとそんなこともないと思うしね。
『リング』とか『らせん』とか書いた鈴木光司さんみたいに、奥さんが働いて自分は主夫(すごい、ちゃんと変換で出るや)やりながら小説を書く、それでもいいとも思ってる。ただ、そこにはちゃんとしたフェアな関係があったんだと思う。鈴木さんはそのままずっと小説が売れなかったら、どうしただろうね。ずっと主夫だったろうか?それとも別の仕事を始めたろうか。何だかそんなことを考えつつ、夜の渋谷を歩く。