みんなの意見は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』を読了。気持ちのどっかで、「みんなで考えればいいアイデアが出るじゃないか」と思っています。でも、それが本当にそうだなあと納得したり、そんなことないやって思ったり、行ったり来たりするのですが。真正面からそれを考えてみた本。
いろいろな事例が紹介してあっておもしろいです。学校とかで民主主義を教えたり市場経済の仕組みを教えたりするときに、実例として教室で実験してみたい例がいくつかあった。
そういえば、学生時代に交渉研究論っていう授業があって、そこで同じようなことをやった気がする。何かの売買を2人組でやって、いちばん高く売れた人といちばん安く替えた人のランキングが授業で発表されたっけな。あれは確か、メールと電話と対面の3つのやり方でそれぞれ取引をして、その条件間の比較もしたっけ…。結果…どうだったんだっけなあ*1。[→blog@Yui 「みんなの意見」は案外正しい]
- 作者: ジェームズ・スロウィッキー,小高尚子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 単行本
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*1:ほんと、高い学費を払ってもらって大学行かせてもらったのに、こういうのを覚えていないやつ>自分