日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

インタビューはいい。

正午からインタビュー。「映像教育について」というお題だったけど、そこから範囲を広げていろいろと訊いてくれたので楽しんで答えられました。3月から、埼玉県の某施設の展示で流れる予定です*1。いつものインタビューと違っていたところと言えば、インタビュアーが大学の同級生だったこと。名前が同じ*2な、たかちゃんだったこと。ポイントを押さえた素敵なインタビューでした。ありがとう。
インタビューの中で、「民間組織が公教育に対してできること」「20年後、30年後の映像教育」などなどについて話しました。こういうふうにインタビューの形で回答をしていくと、ぼんやりと考えていたものが言葉になってしっかり出てくるようになります。発話法、ってやつですね。言語化→明確化。やりたい方向がくっくり見えてくるのが、インタビューの好きなところです。
あと、最後の雑談で出てきたキーワード「Readiness」。とっても英語的な表現だけど、うまいね。「教育準備性」とか訳すらしいです。曰く、「学習者があることを学習するとき、それを習得するために必要な、精神的、身体的な条件が用意され、準備されている状態」だってさ。例えば、「書き言葉を学習するためには話し言葉が十分に発達していることが望ましく、この場合、話し言葉は書き言葉のレディネスといえる」のだそうな(心理学基礎用語集)。この概念、普通に使って考えているものだけど、こうして言葉にしておくと、きちんとチェックができていいな。

*1:埼玉県って、こういう映像関係への教育投資をけっこうしていますよね。がんばってほしいです。

*2:漢字ですらも!