日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

初めて将棋で感動

プロフェッショナル 仕事の流儀」を見る。羽生さんと森内さんという37歳同い年のトップ棋士のライバル特集。盤に没頭する姿勢に震える。将棋は子どもの頃に少しかじっただけ。父がやらないからかな。ちょっと興味が出てきた。
ずっとスターで25歳で七冠を取った羽生さんと、無冠の帝王だった森内さん。二人が全然違うタイプだったため、自分をどちらに置き換えて見るかによって、感じ方は違うだろうけど。
僕は羽生さんみたいな閃きに憧れつつ、ああした閃きをあまり実感したことがない。それは、ある種天才的だったりクリエイティブだったりする人に会うたびに感じる劣等感みたいなものでもある。
でも、カメラの前で羽生さんは閃きだけで颯爽と勝利していくだけでなく、ただひたすらに堪えて最善手を打ち続ける泥臭いところも見せていた。結局、僕はメディアで見ていた若くして最強の棋士というイメージでしか見ていなかったんだなあ、と思った。将棋中継なんて見ないし、棋譜だって読めないしね。でも、ちょっと興味が湧いた。チェスの先生から教育のゲームをたくさん開発、提供する企業を立ち上げた仕事仲間がいます。イスラエル人の彼等に、日本の将棋を説明できるくらいにはなりたいな。