日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

オバマ大統領就任

さて、オバマ大統領がいよいよ就任。朝から就任演説をちらりちらりと見はしたものの、改めてネットを探して、全文をあちこちのサイトでチェックしてみる。便利な世の中になりましたな。しかし、200万人が集まって、大統領を迎える国ってのは、すごいよね。大統領への期待があんなにわかりやすく表される国はないよな。日本と比べちゃうね。

オバマ大統領は、「we」という単語の使い方がとても上手だよね*1。47歳で大統領*2。これくらいの働き盛りで国のトップができなきゃ、だめだよな。それと、国を挙げての「なりふりかまわない様子」がとても強いメッセージだと思う。ヒラリーの国務長官入りとか、共和党政権からの政権スタッフ入閣とか。日本の民主党に見習ってほしい。もう政権ほしさに活動するのをやめて、まずは政治をちゃんとやろうよ、解決するために議論に参加しようよ。政権はその後にしかついてこないと思うのだけどなぁ。
その後も、あちこちのサイトでのリアクションなども見るが、勉強になったり、「へー」と思ったことなどをいくつか。
まずは、結城浩さん結城浩の日記「オバマさんの演説」より。

これを読んで思うのは、オバマさんが米国に対して語ったこういう現状認識と決意のようなものを、私は、自分の家族や家庭に対して語れるだろうかということ。
つまり「オバマさん:米国」と「自分:自分の家庭」という類比。
そのようにとらえると、オバマさんの演説はすごいなあと思うのだ。

「いいなー、アメリカ」とだけうらやましがっていてもしかたないので、こうして自分に置き換えることって非常に大切だな、と思って。責任。responsibility。
U2のボノのパフォーマンスについては、Tomorrow's Song「Pride(in the name of love)-City of Blinding LIghts / U2」から。

これはアメリカ人だけの夢じゃない。
アイリッシュの夢でもあるし、ヨーロッパ人の夢であり、アフリカ人の夢である。
イスラエル人の夢でもあるし、、、
、、、そして、パレスチナ人の夢でもある。


それからまたちょっと違った方向から。ニューヨークの遊び方「NEIGHBORHOOD BALLで、マライア・キャリーが歌ったHero」です。

オバマ大統領だけでなく、もっと広い範囲の人々へ向けてのメッセージ、という感じ。アーティストたちによるオバマ大統領へのサポートはすごいっすね。まだスタート。これからさまざまなことが始まっていくので、楽観はもちろんできないでしょうが。でも、若くエネルギッシュなアメリカがしっかりとした方向で力を発揮してほしいと思います。

*1:スピーチライターは27歳の若者らしいですが

*2:次の次の大統領くらいには、もしかしたらアメリカ大統領が自分よりも年下、という状況になるか!?