イトーヨーカドーの凄み

朝から役員会。その中の雑談で、イトーヨーカドーが凄い！という話になった。宮城県石巻市の「イトーヨーカドー石巻あけぼの店」の話。11日の地震直後に営業を停止。東京・四ツ谷の本社からすぐに現場に連絡が入り、「営業を続けられるか？」「店内は無理ですけど、店頭なら可能です」というやりとりがあり、地震から3時間後には営業再開。乾電池などをいつもどおりに販売。在庫が尽きかけてきたら、隣の店舗→隣の店舗と短距離の輸送を繰り返してピストンで商品を流通させる。「これが小売業No.1の底力だよねー」、と。
地震でまだまだこれから社会は変わっていくだろうし、経済も悪くなっていくだろうし、東京にある企業の本社が香港や中国に出て行っちゃうかも、みたいなところまで想像すると、僕らは東京でなるべく早く日常に復帰して、ルーティンをしっかりまわしていく、ということがいちばんだろうな。義援金を送ったりするのももちろん大切だし、意味のあることだけど、でもそれは一時のこと。しっかり仕事して、収益をあげて、法人税払って、それでしっかり復興予算を組んでもらって…というのが方向性だよね、と社長と副社長と会話。そのとおりだと思うっす。