廃藩置県の「過激さ」すごい
現代史のデジタル教材制作に関連して、「廃藩置県」について調べてみた。廃藩置県ってすごいね…。1871年7月に県を作って、そのときに306県。3ヶ月後に府県合併をして、そこで75県に。ものすごい政治の強い意志を感じる。省庁再編とかでもすごく調整が必要な現代とは違う。しかも、新政府と藩はそもそも拠って立っている場所も違ったわけで、ものすごく過激にもなれるわ…。廃藩置県については、もうちょっといろいろ勉強しようと思う。
同じ教材の流れで、廃藩置県のちょっと前の「五箇条の御誓文」も調べてみた*1。こちらも実は名文だと思うなあ。
- 一 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
- 一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
- 一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
- 一 旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
- 一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ