出てきた大学の頃のノート
本棚でファイルを整理をしていたら、大学の頃のノートが出てきた。表紙のところに挿してあった写真とか、履修申告書のコピーも懐かしい。この写真、なんだっけ…誰かが旅行に行ったときの写真をもらって、気に入ってノートに入れてたんだっけなあ。
履修申告書を見ると、どうやら4年の秋学期だな、これは。地方政府論、行動環境設計論、比較政党論、国際紛争論、公共選択論、人間行動論。あとはゼミと体育か…。懐かしいなあ。
ノートをこの機会にPDF化。残ってた授業ノートは、今福龍太先生の比較メディア、酒井直樹先生の創作過程論、井上輝夫先生の記号修辞論。うおお、懐かしいぜ。比較メディアは、ピジン・クレオールがテーマだったっけなあ。創作過程論は映画を題材にして、そこに埋め込まれているいろいろな思考を読み解いていくというものだった。「ディア・ハンター」とか、「ゆきゆきて、神軍」とかが題材だったなあ。例えば、「ディア・ハンター」の中で出てくるロシアンルーレットが徴兵制のメタファーだとか、ロシアンアメリカンのコミュティが、いかに「アメリカ兵」になるのかみたいなこととかを説明されて、映画ってそういう見方もできるんだあ、と強烈に思ったっけなあ。しかし、トラウマになりそうなほど強烈な映画でしたけど…。
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