日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

彼女のためにテープを編集したこと、ありますか?

ニック・ホーンビィ『ハイ・フィデリティ』を読了。この本はね〜、ハードカバーで出たのは結構前で、ずっとその頃から読みたかったのですよ。裏表紙の文句が「彼女のためにテープを編集したこと、ありますか?彼氏からそんなテープ贈られたこと、ありますか?この本はそんな貴男と貴女のための小説です。」はっ!あてはまる…(笑)<いや、どの部分かは聞かないで…ってわかりまくりか。で、今回新潮文庫に新しく入ったので買ってみました。最初は、のんびり厭世的な「ああ、イギリス的…」という感じのスタート。のんびりだらだらと読んでいくと、最後の100ページくらいはあっという間の展開。そしてそして、最後の数十ページは感動でした。さわやかに感動。さっぱり系(どんな感じだっつーの)の感動だった。終わり方、かっこいいっす。どうやら映画化されるらしいですよ、奥さん。

ハイ・フィデリティ (新潮文庫)

ハイ・フィデリティ (新潮文庫)