リバウンド王=アイデンティティ
斎藤孝『スラムダンクな友情論』を読了。スラムダンクはとっても好きな漫画。それと友情論?と思って本屋で手に取ったんだけど。中を見てみると振り仮名がふってある。なるほど、子ども向けに書かれているものらしい。最近、カリキュラムを企画していることもあり、何かの役に立つかなと思って買ってみた。なかなかにおもしろかったよ。
花道が「天才バスケットマン・桜木」と言うのは、自分のアイデンティティを持って、そこに近づくために努力をすることなのだそうだ。途中、「リバウンド王」というより具体的なアイデンティティを与えられることで、いっそう目的に近づいていく、というふうに心理的には読むらしいぞ。
立場が人を作る、というのは本当だなあ、と読みながらちょっと思った。より具体的な名前があるほうががんばれるもんなあ。僕なら何かな?何になりたいだろうか?教育プログラムデザイナ?う〜ん、何をする人なんだろうな…(笑)。でもそうだな、カリキュラムデザイナ、かな?このあたりを目指してがんばっていこうかな。
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
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