目からウロコ
加藤昌治『考具』と司馬遼太郎『坂の上の雲(三)』を読了。全然雰囲気の違う2冊の本ですが、たまたま読み終わりが同じ日になっただけです。並べている意味はありません。
『考具』は、アイデアを出すときのいろいろなノウハウとツールを紹介してくれている本です。目からウロコ落ちまくり。さっそくいくつかを実践することにしました。僕、自分がアイデアにあふれる人には程遠いと思っていて、こういうツールとかノウハウは、活かせるものはがんがん使いたいと思っているので。すでにtakaさんから紹介されていた方法や、高校生向けに開発していた教材用に研究していた方法もありましたが、基本的にはぐんぐん吸い取らせてもらいました。おもしろいな、と思った点は下の2つ。
- アイデアにおいては量から質が生まれる。
- アイデアを出すためには、ちょっとの強制力が必要。
この2つは、なかなかにおもしろい。実例も出されていて説得力もあるよ。で、この『考具』の中で紹介されていたMandal-Art(マンダラート)を使ってみることにしました。15,000円となかなか高い出費ですが、自分への投資として出費を決定。で、問い合わせをしてみました。すると、先方からメールが来て、差出人の名前を見ると、友達の名前と一緒なの。で、「同姓同名っているんだなあ」と思ってメールを開いて読み進めると、「交流会でお世話になりました…」と書いてある!おいおい、本人かい!まあ、僕はこの苗字だし、メールアドレスのドメインで学校もわかるし、ある意味とっても得だよ。こうやって声かけてきてくれるから。いやあ、世界は狭いな、と思った瞬間でした。
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本
- 購入: 32人 クリック: 270回
- この商品を含むブログ (289件) を見る
『坂の上の雲』は、海軍の活躍が始まりまして、そろそろ黄海海戦です。その後、旅順攻略戦なんだよね〜。ああ、乃木さ〜ん、って感じになるので、あのあたり読むのいやなんだよなあ…。