日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

プレゼンについて考える

渋谷のオフィスに戻ってきてから、営業戦略会議でプレゼンテーション。昨夜、遅くまでかけて作ったものをしゃべる。リアクションは上々。楽しんでもらえたようでよかった。もちろん、ここから派生してまたやらなきゃいけないことは増えるんだけどね。プレゼンテーションを勉強できるカリキュラムについての要望が多かったかな。期待されているからにはいいものをぜひ作りたいですね。
僕自身は、プレゼンテーションは比較的得意というか、好きな方です。「プレゼンが上手だ」と人から言われることも多いです(だから比較的好きなんだと思う)。
そういえば、こないだ福井でIさんにおもしろいことを言われたことを思い出した。曰く「プレゼンが上手な人は、だいたい情報を自分からどんどん出していくプッシュ型の人が多いけど、ためちゃんは逆に普段はプル型だよね。そこに何かノウハウがあるのかい?あるのなら、それを文章化しないとだめだよ」と。なるほど。確かに日常生活では自分から積極的に話をするタイプでは全然ないし、人から話を聞いている方が好きな気もするので、確かにプル型ですよね。実に不思議。で、ちょっと考えてみました。
プレゼンって、どうも性格的な部分に上手・下手の理由を落とし込む向きが多すぎるのではないかと思う。実はプレゼンテーションの上手・下手をきめる要素の大部分はノウハウとスキルだと思うんだ。声の出し方、視線の配り方、原稿の組み立て方、準備の仕方、口調、掛け合い、ちょっとのアドリブなどは「ノウハウ」と「スキル」。あとは、それをどうやって自分のものにしていくかであって、この部分は「慣れ」です。だから、ノウハウとスキルを知って、あとはひたすら何度も繰り返してやればある程度まではぜったいうまくなると思うんだよね。この部分までは、プッシュ型のおしゃべりさんだろうと、プル型の引っ込み思案君でもまったく影響なく
プレゼンは得意になると好きになり、好きになると得意になる種類のものだと思うから。なるべくたくさんの場があって、経験を積んで、どうすればうまくできるかのノウハウとスキルを知って、また経験して。その繰り返し。ああ、手品も似てるかな。ひたすら練習して、人の前で見せて、また練習して…。がんばろう、ボーイズ&ガールズ!
夜、体調があまり良くないこともあって早めに帰る。薬飲んで寝る。