読書の秋、加速中
マルコム・グラッドウェル『ティッピング・ポイント』を読了。今、抱えているプロジェクトの研究のために読んだのだけど、おもしろい。全部、事例を使って説明がされているのもいい。本の小さな出来事がきっかけで、あるタイミングで世界は傾く(=ティップする)のだということを述べている本。ニューヨークの犯罪率が激減したのは、地下鉄を毎日きれいに保ち、無賃乗車を徹底的に取り締まったからなんだって。へぇ〜、って感じ。こういうケースを読んで、自分でしっかり応用できるようにしておかなきゃね。残念ながらそこまでの時間がなくて中途半端に終っちゃってるけど。
森博嗣『四季 春』を読了。いままで「?」だったところがバシバシと音を立てて繋がっていきそうな予感。季節ごとに出るので、あと夏・秋・冬と3冊あるわけですが、これからが楽しみです。『赤緑黒白』を読み返して、すぐにこの本を読むのをお勧めします。いろいろわかることが多いです。?だったジグソーパズルのピースが埋まる感じ。
ところで、「森さんの本、自分の持って帰って」とこないだ遊びに行ったときに松本に言われたのですが、すでにどれを貸しているのか分からなくなっている(笑)ので、本棚を全部見て調べてみることにしました。『人形式モナリザ』『夢・出逢い・魔性』『魔剣天翔』『恋恋蓮歩の演習』『捩れ屋敷の利鈍』『赤緑黒白』がないようです。こんなにたくさん貸してたっけ?確認求む。>松本
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
- 作者: マルコムグラッドウェル,Malcolm Gladwell,高橋啓
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
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