ただただ哀しい第2巻
福井晴敏『終戦のローレライ(2)』を読了。ローレライの開発秘話が!なんか、読んでてホロコーストミュージアムを訪問したときを思い出した。なんていうか、哀しいというか、呆けます。恐怖とはまた違ってて。で、ぼーっと呆けててみんなとはぐれて迷子になったんですけどね(20歳を目前にした春休みのことでした)。
本の話に戻ると、フリッツや清永、征人ら若者の変化がいい感じですけどね。あと、それに対する大人の責任の取り方も。艦長と田口掌砲長がかっこいい。3巻を買いに行った本屋でも大々的にキャンペーンをしていましたが、フリッツは映画では出てこないみたいですね。
あ、要素としては、浦沢直樹『MONSTER』+かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』みたいな感じがありかなぁ。
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/14
- メディア: 文庫
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