日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

勉強することの意味

fantasistaしゅうとのページで、「生物なんて習っても意味ないし」という話が出ていた。いやいや、生物、意味ないことはないよ(大人の物言い?・笑)生物を勉強して、単語や内容を丸暗記すること以外にも、もっと大きな視点で気づいたこととか知ったことがある気がする。で、そういうのが役に立ってると僕は思っている。
生物で僕が10年以上前に学んだことは、「自然って何でこんなにうまくできてるんだろう?ありえない。ぜったい誰かが仕組んでる」ってことでした。だって、うまくできすぎ。で、その気持ちが「世界はどうやってできているんだろう?」と考える哲学への興味になったり、「この世界が人工なのではないか?」という疑ってみちゃったり、人工知能とかに興味を持っちゃったり、鈴木光司『ループ』のラストシーンにすごい納得しちゃったりにつながっていたり。
テストのために覚えなきゃいけなかったり、覚えていることを誰かに見せなきゃいけないのは、確かに面倒だと思うし無意味にも見えるけど、広〜い意味では関係あるんだと思う。時間がたって、じわりじわりと効いてくるんじゃないかな。
と、そういう覚えるだけの勉強を終えて僕は思うんです。大人になってからももちろん勉強は続けているけど、今の勉強は自分のしたいことに直結している。自分のやりたいことを実現するために技術を学んだり、お客さんにもっと喜んでもらうために知識を増やしたり。でも、中学〜高校の頃の勉強は底流のところで生きていると思うんです。