がんばり(と結果)が賞賛される場が大事
三田紀房『ドラゴン桜』の6巻から9巻までを駅前の本屋で大人買い。これで最新刊までは全部揃ったことになる(まだ読めてないけど)。家に帰ってジョギングに行って、ちょうどドラマ「ドラゴン桜」の時間だったので見る*1。特進クラス5人が一緒にがんばろう!という感じになった回だったのですが、こういうふうにがんばる雰囲気ができたコミュニティは強いですよね。
僕、高校2年生から英語(だけ)の塾に行き始めました。徹底的にテスト→テストで進捗確認をする、「ドラゴン桜」そのものみたいな塾だったんですけど、そこではみんなとにかくテストでいい点が取りたくて、がんばる空気がありました。正直、学校の英語の授業とは空気感が全然違ってた。例文ぎっしりの単語帳*2にせっせと書き込みをし、調べるときは英英辞典*3、TIMEの記事とかをがんがん読まされる…。でも、みんながそれをがんばって、いい点が取れたときに賞賛される空気があったから、がんばれたんだと思うんです。いい点が取れたから賞賛されたんじゃなくて、がんばって結果を出せたことを賞賛された。あの空気が良かったんだろうな。部活の練習に近かった。それが合ってたんだろうな、僕には。
ドラマの中の特進クラス5人組は落ちこぼれ。誰か一人が「もういいじゃん」って言って、そっちに流れていってしまいそうでした。でも途中から「みんなでやるんだ!」という空気が出てきたのがいいんだと思います。そういう場を持てることが、実は受験にはすごい大切だ、ということ。
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/21
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (33件) を見る