となり町戦争
帰り道に仙台駅で買った三崎亜記『となり町戦争』を読了。初めて本屋で見かけたときから気になっていた本。ようやく読みました。知らないうちにとなり町と戦争をしている、全然目に見えない形での戦争が逆に薄気味悪い。本当に行政活動の一環として、戦争が隣町との共同施策になっているというのも、コンサルが入っていたりするのも、すごくおもしろい発想。気持ち悪いけどね(笑)
はっきり「始まる」「終わる」ということがわかることよりも、始まりも終わりもわからないでなんとなく突入して、なんとなく終わる方がずっと怖いかも。楽しめた。この作者の次回作も読んでみたいな。
- 作者: 三崎亜記
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/01/05
- メディア: 単行本
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