日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

企画がなくなり、学校について考える

ずっと取り組んできたイベントがどうやらポシャリそう。その善後策を打ち合わせるために、夕方からT学園へ。K川進路部長と一緒に打ち合わせ。打ち合わせ〜食事の中で、「僕は君に学校全体のことを知ってもらいたいと思っている」と言われました。話の中で出てきたおもしろいトピックとしては、「学校の機能って何?」ということ。学校の機能としては、教務や部活指導、人格形成、生徒募集など、さまざまな機能があるが、その中でもコアになる部分を残して、あとはアウトソーシングすることができないだろうか、というような話。先生の持っているスキルをコアになる機能に集中させ、それ以外の部分についてはアウトソーシングできないだろうか、と。
それと、組織の存在形態として、継続した機能提供のために、しっかりとした形を作らなきゃならないということ*1
それと、学校のスタッフが学校を営利団体と見ているか、非営利団体と見ているかと質問をしたら、「非営利」と普通に答えられました。うーん、それはやっぱりちょっと違うと思う。いいコンテンツ(=教育)を提供し続けるために、しっかり「営利」だということを先生方が自覚をしなきゃだめなのだと思う*2。でなければ、「営利」の部分をしっかり追求する部署を作るか。
教育(学校)は「清貧でなくては」みたいなイメージがある気がしますが、そんなことないない。アメリカの大学みたいに、いいことやってお金を得てきて、それをまた次の世代の教育にまわす、というようなサイクルを自分たちで作らなきゃ、と思う。評価される学校を作らなきゃ。

*1:大学の頃に勉強した「ゲゼルシャフト」と「ゲマインシャフト」とかいう言葉が思い浮かんだり。

*2:企業と比べて、売上が出るのが「進学実績」と「受験者数」の2つでしかすぐには現れないから、ちょっと自覚が難しいとは思うけれど。