歴史は個人史の集まりだ
病院の待合室で、半藤一利『聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎』を読了。終戦の玉音放送について、ひと悶着あったことは知っていましたが、そのあたりをしっかりと読んだことがなかったので、読んでみました。
昭和っていう「ひでーなー」と思う時代にも、すごい人・いい人はたくさんいたのだ、という当たり前のこと。歴史はすっごいひとくくりにしちゃうもんねー。こうして、人物史をたくさん読んで、歴史を多面的に見られるようにしておきたい。歴史はけっきょく個人史の集まりだから。
歴史だけじゃなくて、あらゆる社会事象とか対人関係とかには、いろいろな見方がある。それを忘れちゃならないなあ、と思って。
鈴木首相、かっこいいです。秋山真之も出てきます。海軍の軍人、かっこいいなあ。って、こんなこと書いている時点で上に書いていることと矛盾するんですけどね(笑)[→blog@Yui 聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎]
- 作者: 半藤一利
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