生活知と世界知
茂木健一郎『「脳」整理法』を読了。超整理法みたいなノウハウ本かと思っていたのですが、全然違いました。自分自身が経験獲得していく「生活知」と科学など生活と切り離された「世界知」の2つの関係を考えることが最初は軸になります。つまり「人生」と「世界の成り立ち」ですよね。その上で、一回性や偶有性、セレンディピティなどのキーワードがちりばめられていきます。発想がめちゃくちゃおもしろいな。きちんと向き合って著書を読み進めていきたい人です。整理法うんぬんよりも、「知」とか「世界と自分」とか、そういうキーワードかも。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/09/05
- メディア: 新書
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