日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

熱くなる仕事の数々

ここのところ、他の人の仕事の結実に「うわぁ」と圧倒されること多数。
まず、週末に本城さんがやっている「仕事の学校」報告書を読んだ。子どもたちがどんどん変わっていく様子、子どもたちに何を残せるのか必死になって探している大人たちの様子、それを見ている保護者達の様子に感動。報告書を読んで泣きそうになるなんて。卒業式でスタッフが号泣、のくだりを読んで、「わかるわかる」とうなずいた。仕事で泣いてないな、最近。悔しいなぁ。自分の息子を行かせたいと思ったもんな。こういう教育プログラムに出会ったことは、とても素敵な出会いでもあり、非常に悔しいことでもあるよ。まじで。
あと、関心空間経由で知った、PBS Onlineの番組「Wide Angle」。この中にある「Back to School」を見た。アフガニスタンやベニンや日本など、世界各国の子どもたちと学校についてフォローしていく番組。これがネット上で見られるのがすごい。長期的に追いかけていくみたいです。さらに、Back to Schoolのページには、授業カリキュラムも一緒に置かれています。こういう教育コンテンツの整備っぷりはアメリカすごい。
それから、購読しているブログ「発想七日!」で堀内さんが紹介している11歳の子どもだけを対象にしたCISVという国際キャンプでやっている「モニート」というゲームがおもしろそう。以下、引用です。

Secret Friends/ Monitos
Every participant in the Village is given a piece of paper on which the name of another participant is written. That person becomes a monito, someone for whom you are expected to secretly do nice things for a period of time. At the activity's conclusion the monito/ secret friend is revealed through a song.
"Village Guide (GUIDE-V)"
各人に一枚、他の誰かの名前を書いた紙が渡される。その人が、あなたのモニート(秘密の友だち)だ。期間中、モニートが喜ぶことをしてあげよう。ただし、それをしたのがあなただと知られてはいけない!モニートが誰だったかは、期間の最後に明らかになる。

CISVが11歳以上の子どもだけを対象に、「Building Global Friendship」を合言葉にプログラムを提供している。こんなことを、ずばっと言い切って実施しているなんてすごいかっこいいじゃないか。
最後に、マイクロソフトのエグゼクティブが職を投げ打って始めた「Room to Read」。「途上国の子どもたちに本を!」というプロジェクト。こちらもメッセージが明確に打ち出されている。「World change starts with educated children*1。てれずにこれを言ってしまえて、これに向かって突き進むこと。それが大事だよね。
刺激を受ける、他の人たちの仕事。僕はどうする?何をする?何ができる?何がやれる?それぞれに答えは違うだろうけど。

*1:このメッセージが商標登録もされている