やっぱり現場が最高

足立区の公立小学校で、5年生を対象にした授業を実施。言葉と言葉のつながりをネット検索技術と合わせて使うワークショップ。6ステップで言葉をつなげていく。元ネタは「六次の隔たり、six degrees of separation」*1です。提示用のスクリーンもなく、センターモニターもなく、机などの配置もバラバラで、明らかに普段使っていないだろう、というようなコンピュータ教室でしたが･･･。でも、楽しく授業を行うことができました。子どもたちも楽しそうだったし。6ステップもあれば、まったく違う言葉がつながりますからね。スタートの言葉は「足立区」だったのに、そこから「ワンルームマンション」になる子もいたし、「ピエロ」になる子もいたし。これで、いろいろな言葉に興味を持ってもらえればいいな、と。
授業終了後に、校長先生・副校長先生と話をしましたが、普段勉強がそんなに好きでない子が楽しんでやっていて、しかも発表まで進んでやれていてよかった、と言ってました。興味を持って何かに取り組むきっかけなんて些細なものですから。そのお手伝いができたのならばよかったな、と思います。
教えたのは20人ちょっとでしたが、楽しかったなぁ。子どもたちとのやりとりがたまらなく楽しい。

*1:6ステップで世界の誰にでもつながることができる、っていう考え方。