「道具の教科」と「内容の教科」
午後、id:huiliさんの紹介で、現代文の先生へのヒアリング。最初しかいられなかったのだけど、なかなか刺激的でした。
- 教科を「道具の教科」と「内容の教科」と分けて話していたこと。英語や数学は「道具の教科」。社会などは「内容の教科」なのだそうだ。へー、と。
- そして、国語は道具でもあり内容でもある。読み方+心の耕し方を教える教科だ、と。
- 現代文については、近代化への理解が欠かせない。近代化は、西欧の近代化と日本の近代化ではまた意味が違うので、そこを踏まえて現代文を読解しなければならない、という話。
うーん、おもしろいものです。そんなふうに現代文の授業の裏側を考えたことがなかっただけに。勉強になりました。こうして、たくさんの学校の先生に話を聞いて、現場の暗黙知とかをまとめていく仕事って、楽しそうだよなぁ。でも誰が読むか、というニーズがあるかが問題か…。こういうの聞くとやっぱり、先生同士の交流会とか企画運営してみたくなるなぁ。