登場人物のイメージがクルクル変わる小説
湊かなえ『告白』を読了。おもしろかった!誰も救われないまま終わったよ!おもしろかったけど…何ていうか…。人って何だろう、と。被害者の視点と加害者の視点、先生の視点、生徒の視点、保護者の視点、と次々と変わっていく。その都度、良い面→悪い面とクルクルと見え方が変わっていく登場人物たち。確かにこれはもう一度読み直したくなるかも。
映画化するそうです。松たか子と木村佳乃で。怖そう…。ビジュアルで見るとより一層つらそうだな。個人的には、委員長は北乃きいのイメージで読んでました。「ライフ」でのいじめられっ子のイメージが強いから。
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 文庫
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