僕は課長みたいなもんだ
酒井穣『課長の教科書』を読了。
課長、という経営層と現場の中間を繋ぐ存在について、どのようにあるべきかを紹介している本。非常におもしろい。うちの会社は小さな小さな会社で、「全員が経営者メンタリティ」というのを目指してはいるものの、一方で全部を伝えるわけにはいかない状況を考えると、自分が置かれている立場はまさしくここで言われている「課長」に近いかも。
それともう一点。「部下の退職は上司の責任」(p.146)というところ。うーん、そのとおりよね。気が滅入ります。何人、自分のチームのスタッフが辞めただろう、と振り返っちゃう。そもそも、上司と部下、という形をきちんと作れなかった自分がだめだったなぁ、と思う。今のチームはフラットでとてもいい感じだと思うし、昨年来「今のチーム全員を巻き込まないとできない!」くらいの大きなプロジェクトがまわっていたこともあって、このままで動かしていきたいと思ってる。次の新スタッフをどんな人を入れるか、というのが勝負だなぁ。会社としてどちらの方向へ行くのかも含めて。[→メモ:課長の教科書]
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/02/13
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