サンヘドリンの規定を使った授業は可能?
木下栄蔵『孫子の兵法の数学モデル 最適戦略を探る意思決定法AHP』を読了。「孫子の兵法」と「数学モデル」ということで、数学を戦略ゲームのストーリィ立てで教えることができないだろうか、と目論んで読んでみたものの、ちょっと難しかったなぁ。「決める社会」と「決まる社会」という対立軸が紹介されていて、これがなかなかおもしろかった。議論のルールであるとか、多数決の考え方、という意味で政経の授業の中とかで使えるかもな、と思った。「サンヘドリンの規程」という言葉が紹介されていたので、ググッてみた。
紀元前のユダヤのサンヘドリンの法律で「全員一致の議決は無効とする」。
これをルールに組み込んで、意思決定ゲームとか作ってみたらおもしろいかなぁ。[→メモ:孫子の兵法の数学モデル]
孫子の兵法の数学モデル―最適戦略を探る意思決定法AHP (ブルーバックス)
- 作者: 木下栄蔵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/02
- メディア: 新書
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