湊かなえ×有川浩×万城目学鼎談→『プリンセス・トヨトミ』
こないだの日曜日、「ボクらの時代」で湊かなえ×有川浩×万城目学の鼎談だったのだけど、「悩めるお兄さん」という感じの人でした、そこで初めて万城目さんを見た。湊かなえさんもか。三者三様、おもしろかったな。
旦那に「君、プロになれるよ」と言われて、原稿送ってそのままプロになっちゃった有川さんに対して、万城目さんは以下のように言います。
僕は21か22歳くらいに作家になろうと思い始めました。最初は大学を辞め、就職して、3年くらいずっと部屋に閉じこもり殆ど誰とも会わずに書いていたのが30歳。
スガシカオのようだ…。独特の言葉選びというか、ちょっと違う世界を作るところとか(ホルモーって何よ!みたいな)、そういうのが好き。『鹿男あをによし』もドラマでしか見ていないので、チェックしようかな。
あと、有川さんの作品『阪急電車』の映画化についても話が出ました。
「阪急電車」映画のほうを見たんです。白いドレスを着て、結婚式行くのかってあんまり想像がわかなかったんですが、映像見て初めて分かりました。あんな鎖骨を見せたらあかんやろうーって思いました。
わはは。たしかに。中谷美紀だからなー。破壊力抜群だろうなあ。見たいな、「阪急電車」。
で、万城目学『プリンセス・トヨトミ』を読了。テレビで映画のCMやってますが、「大阪国総理大臣 真田幸一です」という中井貴一のセリフの意味がわからなかったんだけど、ああ、こういうことかー。よく思いつくなあ、こんなこと。大阪の男たちが背負ってるものの描き方がいい。これも映像で見てみたいなあ。
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