『鉄の骨』を読んだ
池井戸潤『鉄の骨』を読了。テーマは談合、です。おもしろかった。自由競争が正しいのはわかる。でも、その結果として価格ダンピング競争になってしまうのはやっぱり違うと思う。価格だけでなくて、中身までを検討すればいいのに、と思った入札案件にここ数年かかわっていたので、なんだかいくら努力しても、赤字覚悟で一発入れてくる入札者への苦々しさとかわかるわ…(苦笑)仕組みが違うんじゃないかなあ…と思うね。
銀行出身の池井戸さんが描く談合、おもしろかったな。テレビドラマでもやってたよね。ああ、平太は小池徹平だったのか。西田さんがカンニング竹山。うん、良い感じかも。見ればよかったな…。再放送やってほしいな。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/15
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もう帰り道は完全に冬な感じです。夜空の星も綺麗だし、ライトアップもされてきたしね。