「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か?
原清治・山内乾史『「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か』を読了。教育の出口として、雇用環境とかに興味があり、しっかり勉強しようかな、と読み始めた。懸命に勉強して「使い捨てられる」っていうのはやっぱりショックで、書名の勝利、という感じもします。玄田有史、本田由紀などの説を比較して検討していくパートもおもしろかったのだけど、「使い捨てられる若者」っていう状況が日本だけのことではなく、諸外国でも同じようにそうした状況があり、それに対して政府が対策をとっている、というのがおもしろかったな。イギリスの「コネクションズ・サービス」とかはより詳しく勉強したいと思う。【→メモ:「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か】
「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か―低賃金で働き続ける若者たちの学力と構造
- 作者: 原清治,山内乾史
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (2件) を見る