日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か?

原清治・山内乾史『「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か』を読了。教育の出口として、雇用環境とかに興味があり、しっかり勉強しようかな、と読み始めた。懸命に勉強して「使い捨てられる」っていうのはやっぱりショックで、書名の勝利、という感じもします。玄田有史本田由紀などの説を比較して検討していくパートもおもしろかったのだけど、「使い捨てられる若者」っていう状況が日本だけのことではなく、諸外国でも同じようにそうした状況があり、それに対して政府が対策をとっている、というのがおもしろかったな。イギリスの「コネクションズ・サービス」とかはより詳しく勉強したいと思う。【→メモ:「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か