究極の鍛錬とはどんなもの?
ジョフ・コルヴァン『究極の鍛錬』を読了。数々の学びのパターンを見ていく本。ある教育工学系の勉強会で、課題図書になっているのを見て、図書館から借りだしてきました。おもしろかったのは、「究極の鍛錬は、あんまりおもしろくもなく、精神的にはとってもつらい」と認められていること。でも、ちゃんと継続的に行うことができて、継続的に「どう変わっていくのか」というフィードバックが受けられるというのが大事なのだな。
あと、訓練が重要とされる分野では3つのモデルがあるとし、「音楽モデル」「チェスモデル」「スポーツモデル」と分けているのもおもしろかった。仕事としては、ケーススタディもそうだし、ボードゲームを題材に使うものもそうだし、「チェスモデル」の、「自分ならどうするか、達人はどうしたか」を比較してくという「チェスモデル」についてちょっとしっかり探求してみたいな、と思いました。【→メモ:究極の鍛錬】
- 作者: ジョフ・コルヴァン,米田隆
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 単行本
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