モチベーション3.0
ダニエル・ピンク『モチベーション3.0 接続する「やる気」をいかに引き出すか』を読了。最後に「Twitter向けのまとめ」というのがあって、そこでモチベーション3.0とは…とちゃんと定義がされています。
アメとムチは全盛期の遺物。<モチベーション3.0>によると、21世紀の職場では、<自律性><マスタリー><目的>へとアップグレードが必要。
また、モチベーション3.0の動機づけを用いた教育実践をしているアメリカの学校も紹介されています。(p.245-248)
モチベーション3.0の動機づけにあふれている教育を実践しているアメリカの学校:
- ビッグ・ピクチャー・ラーニング http://wwwbigpicture.org/
学生が自分で管理するスタイルの学校を全米で運営している。
生徒は基礎教科を学び、その基本を用いてコミュニティで実際に仕事をし、その他のスキルを獲得する。
この過程はすべて、経験豊富な成人の指導者のもとで実施される。
- サドベリー・バレー・スクール http://www.sudval.org/
- ティンカリング・スクール http://www.tinkeringschool.com/
ゲーバー・タリーが創設した実験室といった趣のサマースクール。(TEDトークで「子どもたちにやらせるべき5つの危険なこと」で学ぼう)
午前7時から午後5時まで、子どもたちはこの学校で、さまざまな材料を使って何かおもしろいものを作れる。実際に使えるファスナー、オートバイ、歯みがきロボット、ジェットコースターなどを創作してきた。
- バジェット・サウンド・コミュニティ・スクール http://www.pscs.org/
生徒に驚くほどの自律性を与えている小規模な私立校@ワシントン州シアトル。
生徒一人ひとりにパーソナルコーチの役割を果たすアドバイザーがつき、それぞれの学習目標の設定を手伝う。
- モンテッソーリ・スクール
子どもは本来学びたいことをひとりでに定め、自主的に学ぶ性質を持っている。
いろいろと参考になります。【→メモ:モチベーション3.0】
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
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