日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

日本語で書かれていることって大切ね

フリオ・リャマサーレス『無声映画のシーン』を読了。語り手の「ぼく」が少年時代の写真30枚を見ながら、それぞれの写真から「ぼく」の脳裏に去来する過去を陰翳に富んだ文章で描いた作品。淡々と話が進んでいく。
ここ最近、海外小説をいくつかトライしてみたのだけど、「日本語で書かれている」っていうのは自分にとって大切かもなあ、と思った。原語で読んだら、また違うのかも。やはり、何かが読みにくいんだよなあ。この感じを覆してくれる作品に出会いたい…。

無声映画のシーン

無声映画のシーン