増上寺に行ってみた
昼間の空いた時間に近くにいたので、ふと思い立って、芝の増上寺に行ってみました。実は初めて。
東京タワーのすぐそば。こんなに広大な敷地が…。風水学的には、寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、裏鬼門の芝の抑えに増上寺を移したものと考えられているらしいですよ。
大殿と東京タワーが一緒に写真に写るのはなんだかダイナミックでいいよねえ。大殿に登る階段は25段。これは、25菩薩をあらわしているそうですよ。そんなこと関係なく、この大きさになんだかやられてしまいます。こういうのに弱い自分を認識。当時の立体曼荼羅にしても、東本願寺にしても、「おおう!」と思っちゃうんだもの。
仁王が祀られた門もいい。
三解脱門を境内側から。三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことだそうです。刺さるなあ(苦笑)境内側から見ると、その向こうにはビルがたくさん。東京のどまんなかって、京都以上に歴史的な建造物と現代が混在しているよなあ。こういう景色、好きだ。
徳川将軍家の墓所は、土日のみ公開らしいので入れず。門扉に葵の御紋が…。浮き出して作られていて、威厳ありますな。