Ludix Labの公開研究会「ゲームニクスが変えるビジネスで、日本は世界トップに立てる」
夜、Ludix Labの公開研究会「ゲームニクスが変えるビジネスで、日本は世界トップに立てる」に参加。今回の先生は、サイトウ・アキヒロさん。めちゃめちゃおもしろかった。スーパーマリオの1-1が、マニュアル要らずで必要な操作をすべて練習できるようにしてある、というのは知っていたけど、あらためて動画で一個ずつ見せられると、ほんとすげーなー。
スーパーマリオクラブなる、審査機関があるのですね。知らなかった。以下、スーパーマリオクラブについてメモ。
- アルバイトで、ユーザー代表がソフトのクオリティを審査する
- 開発側は、A4で1枚の解説書だけしかつけられない状態で、マリオクラブに出す
- 子どもからシニアまでのユーザー代表が、できたばかりのソフトを客観的に評価、点数をつける。80点以上をとったものだけが、発売される。
- サードパーティーのソフトも同じように審査を受ける
- 点数は、問屋にも伝えられる(ここで評価がされる、ということね)
- ゲーム性は20点満点、ビジュアル10点、サウンド10点、遊びやすさ20点、ゲーム性20点、満足度40点。
そのほかにも、さまざまなゲームニクスを紹介してくれました。iPhoneやWiiには、トップページにブランクスペースがあって、そこが「メニューが増えていく可能性を感じさせる」ということとか。ガラケーにはあまりそういうのがないよね。
結論として、ゲームを作る時に大事なのは「注ぐ愛ではなく、ささげる愛」ということ。 任天堂、おもてなしの気持ちかあ。すごいわ。そうしたおもてなし文化をもっている日本企業は、世界を制することができる、というお話でした。