『ローマ人の物語 終わりの始まり』~五賢帝時代、終了。そして、衰退へ…
朝、塩野七生『ローマ人の物語 (11) 終わりの始まり』を読了。哲人皇帝マルクス・アウレリウスが死に、息子のコモドゥスが皇帝になり、そのまますぐ内乱。五賢帝時代からわずか一代で内乱まで転げ落ちるのか…。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/12/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ちなみに、『自省録』などが文庫でもすぐ読めるマルクス・アウレリウスの息子なのにね…息子のコモドゥスは全然あかんのね…。そういえばそもそも、ローマ帝国の皇帝が世襲なのかどうなのかって、こうして今回『ローマ人の物語』を読んでみるまで考えたことなかったなあ。世界史をボーっと聞いてたんだな…
- 作者: マルクス・アウレリウス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ここからは、ローマ帝国は衰退していくのね。終わりの始まりだものね。最大版図になったトラヤヌス帝からまだちょっとしか経っていないのになあ…。ちないにこのころ、中国では三国時代とかだよね。世界史を横串で刺して見られるコンテンツ、読みたいわあ。