ローマ帝国の最後の努力
塩野七生『ローマ人の物語 13 最後の努力』を読了。ディオクレティアヌス帝がなんとか立て直しをしたあたりから、二頭政から四頭政とめまぐるしくシステムが変わって、内戦が続いて…そのなかでなんとか帝国を維持しようとする最後の努力が続き、コンスタンティヌス大帝の死まで。なんかもう「強いローマ帝国」が描かれることはあまりなくなってしまったなあ。
元老院が作った、ローマにコンスタンティヌス帝の凱旋門、ツギハギなのか…それほどまでにローマの状態は悪くなってた、と。そして、ニケーア公会議とか、世界史でやった!ってのが出てきた。都はローマではなく、コンスタンティノポリスに移った。もうローマは、何でもなくなってしまったのね…
ローマ人の物語 (13) 最後の努力 (ローマ人の物語 13)
- 作者: 塩野七生
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- 発売日: 2004/12/22
- メディア: 単行本
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ずーっと、Keaneを聴きながら読んでたのだけど、なんか物悲しさがよくあうなあ。Keane、好きだ。ライブ見たいな。去年、たしか来日したよね…行けばよかったなあ…
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