『鉄道王たちの近現代史』がおもしろかった
有楽町で用事があって、東京駅へ。東京駅は本当にきれいになったなあ、と。綺麗でとても好き。
鉄道といえば、小川裕夫『鉄道王たちの近現代史』をちょっと前に読了。おもしろかったのは、東京メトロ銀座線の三越前駅は、トンネル掘る時に三越がスポンサーになっていたんだって。駅のネーミングライツの走りだね…。あと、近鉄で生駒トンネルを掘るときの関係から、宝山寺の賽銭を借り受けたとか、そんな話などもあり。こういうのを知ったうえで、近鉄奈良線、乗りたいわあ(当時は大阪電気軌道(大軌)という社名)。
宝山寺 - Wikipedia
その他にも、やっぱり外せない小林一三の話もおもしろかったし。五島慶太が率いた大東急の話もおもしろかったし、京王井の頭線は京王の他の路線と違っていて独立しているのは、もともと小田急線系列だったからだ、とか。鉄道が国家の発展に大きな力を持っていた時代。この辺りの話は本当におもしろい。
- 作者: 小川裕夫
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2014/08/10
- メディア: 新書
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