会津 Day1:鶴ケ城、とてもよい!
仕事で会津若松に行くことになり、交通の都合で前泊。日曜日に移動。郡山まで新幹線。そこから会津若松まで高速バスで1時間ちょっと。道すがら、本棚から持ってきた司馬遼太郎『街道をゆく 白河・会津のみち 赤坂散歩』を読みながら。
街道をゆく〈33〉奥州白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文芸文庫)
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞
- 発売日: 1994/02
- メディア: 文庫
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緑豊かだ。途中、猪苗代湖のほとりを通ったけど、めちゃくちゃきれいだ。「どれくらい大きいんだっけ?」と調べると、日本第4位。大きいなあ。
会津若松に到着したのが午後4時。鶴ヶ城の入場が午後4時半までだったので、急いで向かう。きれいなお城。
歴代城主は葦名、伊達、蒲生、上杉、保科、松平。うーん、豪華。歴史小説とか、歴史シミュレーションゲーム好きならたまらないよねえ…。
いちど廃城になっているので、当時のものではないんだけど。天守閣は五層。いちばん上まで上がる。景色もいい。やあ、こういう景色が見られるのはいいですねえ。
天守閣内の展示を見ると、会津人の活躍がわかる。柴五郎も、山本覚馬も、山川浩も、すごいわー。もちろん、八重さんも出てきてましたよ。
ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))
- 作者: 石光真人
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
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荒城の月碑。青葉城がモデルだと思っていたので、あれ?と思ったんだけど、青葉城と鶴ヶ城の両方がモチーフだったのですね。
門を出たところには、西郷頼母邸の跡があり。あー、「白虎隊」とか「八重の桜」とか、思い出すなあ、と。ドラマ「白虎隊」とかだけでなく、幕末の会津藩を描くドラマでは必ず出てきますね。西田敏行がやっているイメージですけど。
ひたすらずっと、歩いてみる。なんだかお城からずーっと武家屋敷が続いていて、そこから町人の町になって、というのがわかる。途中で門の跡があったりとか。
のんびり散歩をするのが本当におもしろい。
甲賀町は、きっと蒲生氏が連れてきた人たちの町だろうか。こういうの考えながら歩くの、本当に楽しい。
札幌:路面電車、魚、小川
仕事で札幌へ。路面電車、かわいいなあ。
あるセミナーの前夜祭に混ぜてもらいました。よくFacebookで見ていたお店に自分がいるこの感動。「わっしょーい、わっしょーい」とイクラをのせてくれます。
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- 住所: 札幌市中央区南三条西7-2 狸小路7丁目
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- (写真提供:まだらいち)
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翌日、セミナー会場まで歩く途中に見つけた小川。街なかでこういう川が流れているのって、いいなあ。なんかのんびりです。
もちろん仕事で行きましたけど、とてもリフレッシュできたなあ。また行きたいぞ、札幌。
映画「植物図鑑」を見に行った
長男S氏は朝から友達とポケモン映画を見に行き、そのままサッカーの練習だったので、その間に、映画「植物図鑑」を、りえすけと2人で見に行った。有川浩さん原作だけど、原作は読んでいない。恋愛映画なので、普段は映画館では見ないけれど…、有川浩パワーで見に行った。
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うーん、ストーリーとしてはそんなにきらいじゃないんだけど、やはり最初に「家の前で倒れてた人に出会って、そのまま家に置くか?」というところにひっかかってしまって、そのあとのいろいろが「うーん」となってしまうのです。人喰い巨大ザリガニが登場したりとか、図書館で銃撃戦やったり、荒唐無稽なお話は有川作品にはよくあることなんだけど、思い切った設定は振りきれているからこそおもしろくて、ちょっとこのスタートだと、その後が楽しめないというか…。
まあ、最初の半年の間で、楽しそうな2人はとてもよくて、ニヤニヤしちゃうんだけどね。どうも男性側主人公の樹は、「花より男子」の花沢類っぽく見えてしまう(多分にビジュアル的なものもあるように思うけど)。樹が小栗旬だったらどうだったかなあ…とか考えてしまう。高畑充希がとてもよかっただけになおさら、か。
原作を読んでいないので、読んでみようかな…。あ、あととにかくご飯が美味しそうな映画だった。「ご飯ってすごいね」とかそういうのも、わかるわかる、という感じですね。こういう日常が、少しずついろいろなことを変えていく、というのは素敵なメッセージだと思います。
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「ブラタモリ」を見た後、伏見を散歩
7月8日、仕事で伏見にいました。お昼休みにちょっと時間ができたので、ブラブラと歩いてみました。ちょうど、「ブラタモリ」で伏見の回を見て、「直線を見たら、秀吉と思え」というのを見たので、そういえばそうかも…と思って、改めて地形を見てみる。
こんなふうに直線になっているのです。
伏見は交通の要衝でもあったわけで、さらにそれを秀吉が拡張して堀を作ったり水路を作ったりしています。堀も直角に曲がったりしている箇所が今でも残っています。
地図で見てみてもすごいまっすぐ。地形も「福島太夫」とか「毛利」とか、いろいろと大名屋敷の名残があっておもしろいです。この地図の左上の直角に曲がっている堀が、上の写真のところですね。
ずーっと歩いて行って、西高瀬川まで歩いてみた。振り返ると、遠くに伏見場(新築されたやつ)が見えます。当時の伏見場、どんなだったのですかね。
長島・桑名観光:祖母の誕生日祝い
奈良に住む祖母の90歳のお祝いに、一族郎党で集まる会を長島で催しました。車で移動。新東名が繋がっているのだけど、我が家のナビではデータがアップデートされていなくて、山の中をひたすら走る感じに。無事に着いてよかった。
ナガシマスパーランド
着いてとりあえす、長島スパーランドへ。長島は中洲にあるのね。そこに、遊園地あり、温泉施設あり、アウトレットモールあり、すごいなあと思う。
スパーランドで遊ぶ。長男S氏は初のジェットコースター体験。怖かったらしい。全然目を開けてなかったっぽいもんな。すごーい長いのとか、すごーい高いのとか、あるのだけども、そういうのはパスに。まあ、僕もジェットコースターはしんどかった…目が回ったよ。フライングカーペット系は楽しかったみたいで、そのうちいろいろ乗れるようになるのだろうな。
ご飯食べて、ひ孫たちからのメッセージあり、楽しかったのではないか、と。あ、いとこが嫁を連れてきましたしね(笑)なんか、年をとると、親戚もいいなあ、と思うよね。長男S氏は、祖母と母と将棋をできて楽しそうでした。
桑名観光
翌日は、ホテルのロビーで集合写真を撮って、みんなそれぞれに行きたいところへ。我が家はアウトレットモールへ。モールのすぐそばまでジェットコースターあり。すげー。
その後、ご飯を食べるために、はまぐりを狙って桑名市内へ。
桑名は川に囲まれてるの、なんかすごい。揖斐川が流れてるのをじーっと見てるの、好きだなあ。これが揖斐川かあ…。社会の教科書ではよく見ていた名前。字がちょっと難しい揖斐川。
六華苑
ブラブラとしていて見つけた、六華苑にも行ってみた。あんまり気にもしていなかったのだけど、とてもよかった!きれいだー。桑名という地方都市でこんな洋館があるのだねえ…。
鹿鳴館を作った人が設計してるんだぜ、と。すごいや。
大正二年に完成の六華苑は、鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる四層の搭屋を持つ洋館と和風建築及びその前庭の池泉回遊式庭園などがあり、明治・大正期を代表する貴重な建物として国の重要文化財に指定されております。
帰りの車は、まあ時間がかかりはするけれど、楽しく運転。ところどころSAに寄りながらのんびり帰るの、好きです。
『逆転の仕事論』、おもしろかった
堀江貴文『逆転の仕事論 あえて、レールから外れる』を読了。武田双雲さん、佐渡島庸平さん、増田セバスチャンさん、田村淳さん、HIKAKINさん、小田吉男さん、小橋賢児さん、岡田斗司夫さんの8人の話。おもしろかった。特に、HIKAKINさん。ものすごく地道で愚直なイメージが。いままでなかった。ユーチューバーっていう新しい道を切り開いている人だものなあ。田村淳さんも、イメージとだいぶ違った。「ルールのキワッキワにしか面白さがない」というのは、なるほどなあ、と思わされる。
こうしてまとまってると、いつもは読まない人の話も読めていいなあ、と思う。仕事で算数の本ばっかり読んでいるので、いい気分転換になり、さらにモチベーションもなんだか上がって、よい読書だったな、と。
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『赤めだか』がとてもよかった
立川談春『赤めだか』を読了。もともと、新年に見たドラマ「赤めだか」がとてもおもしろくて、興味があって買っていたもの。ドラマでは、談志がビートたけしで、談春がニノだったので、セリフ部分など、しゃべっっている声音は自動変換しながら読めてしまう。
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談志が、談春に言う以下のところ、本当にすごくいいと思いました。落語関係ないけども(笑)一流の芸人っていうものは、やっぱり何か凄みがあるのかもなあ、と。
「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」
と云った。
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」
馬鹿にはなりたくない。