日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

知育遊びのルール

ボリス・パーブロヴィチ・ニキーチン『知育遊び』を読了。知育遊びの具体的な事例がたくさん。知育遊びのルールが書かれていたので、メモ。あと、後ろの方で出てきた「ペダゴギカ」って言葉、いいなあ。

知育遊びのルール:

  1. 知育遊びは、子どもにも大人にも喜びをもたらすようでなければならない。
  2. 子どもが「遊び」に関心をもつようにしむけるのはいいが、無理強いなどはだめ。遊びの中で、子どもを侮辱するようなことをいってはいけない。
  3. 知育遊びは創造の遊び。すべて子ども自身のちからでしなければならない。言葉、ため息、身振り、目つきなどでおしえてもいけない。
  4. 問題の難しさを事前に、自分でやってみて確認する。
  5. 最初は必ず、子供だけでできる問題から始める。
  6. 子どもをせきたてず、自分の力にあったものをえらぶ。
  7. 子どもの発育をじっと見守って、どういう順番でやるかを決める。
  8. 子どもたちの遊びへの熱中の仕方には波がある。
  9. 「遊び」の用具は大切に扱う。ほかのおもちゃと同じように勝手に使えるようにはしない。用具の置き場所は、子どもにも見えるところで、すぐには手の届かないところにする。
  10. いちばん小さい子の場合は、お話も入れて遊びを楽しく。
  11. 成功したときは、うんとほめ、失敗したときは励ます。
  12. くつろいだ遊びの雰囲気を作る。子どもが身体を動かしたがるのを抑えてはいけない。

組立設計局とかも、おもしろかったな。昔、教室で子どもたちが遊んでた「Incredible Machine」とかを思い出す。ボーネルンドとかでも売られているよね、こういうの。【→メモ:知育遊び

ニキーチンの知育遊び

ニキーチンの知育遊び