知育遊びのルール
ボリス・パーブロヴィチ・ニキーチン『知育遊び』を読了。知育遊びの具体的な事例がたくさん。知育遊びのルールが書かれていたので、メモ。あと、後ろの方で出てきた「ペダゴギカ」って言葉、いいなあ。
知育遊びのルール:
- 知育遊びは、子どもにも大人にも喜びをもたらすようでなければならない。
- 子どもが「遊び」に関心をもつようにしむけるのはいいが、無理強いなどはだめ。遊びの中で、子どもを侮辱するようなことをいってはいけない。
- 知育遊びは創造の遊び。すべて子ども自身のちからでしなければならない。言葉、ため息、身振り、目つきなどでおしえてもいけない。
- 問題の難しさを事前に、自分でやってみて確認する。
- 最初は必ず、子供だけでできる問題から始める。
- 子どもをせきたてず、自分の力にあったものをえらぶ。
- 子どもの発育をじっと見守って、どういう順番でやるかを決める。
- 子どもたちの遊びへの熱中の仕方には波がある。
- 「遊び」の用具は大切に扱う。ほかのおもちゃと同じように勝手に使えるようにはしない。用具の置き場所は、子どもにも見えるところで、すぐには手の届かないところにする。
- いちばん小さい子の場合は、お話も入れて遊びを楽しく。
- 成功したときは、うんとほめ、失敗したときは励ます。
- くつろいだ遊びの雰囲気を作る。子どもが身体を動かしたがるのを抑えてはいけない。
組立設計局とかも、おもしろかったな。昔、教室で子どもたちが遊んでた「Incredible Machine」とかを思い出す。ボーネルンドとかでも売られているよね、こういうの。【→メモ:知育遊び】
- 作者: ボリス・パーブロヴィチ・ニキーチン,匹田軍次
- 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
- 発売日: 1986/06
- メディア: 単行本
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